東日本大震災に伴う
復興支援活動社会連携・地域連携

東日本大震災に伴う立教大学の復興支援活動指針を策定し、全学的な連携・協力の下、東日本大震災復興支援本部が中心となり被災地の復興支援を進めています。立教大学で大切にしている「共に生きる」気持ちを、被災者の方々のために、共に復興の道を歩むことで届けたいと考えます。

陸前高田サテライトの開設

2017年4月、岩手県陸前高田市に「学び」を通じた交流拠点を創ります!

(上)立教大学陸前高田サテライトロゴ (下)陸前高田グローバルキャンパスロゴ

岩手県陸前高田市と立教大学は、2003年より矢作(やはぎ)町生出(おいで)地区で開始した夏季の正課外教育プログラム・林業体験を契機として、友好関係を深めてきました。東日本大震災の復興活動において、陸前高田市を「重点支援地域」に指定して、災害ボランティアをはじめとした復興支援活動を実施しています。2012年には多様な分野で包括的に連携・協力する協定を締結しました。

2015年に策定した立教大学の中長期ビジョン「RIKKYO VISION 2024」のアクションプランの1つとして、陸前高田市との交流をさらに深化する具体的な交流拠点「立教大学陸前高田サテライト」の開設が盛り込まれ、開設のための準備を勧めてきました。

そして2017年4月、岩手大学と陸前高田市との協働で旧市立米崎中学校校舎に開設する「陸前高田グローバルキャンパス」の中で活動を開始する予定です。

詳細は決まり次第ご案内いたします。
立教大学陸前高田サテライトの活動目標と計画
◆学生・教職員が、市民の皆さんと、共に学び、考え、行動します。
陸前高田市において、代々にわたり大切にしてきた郷土の歴史・文化・共同体としての暮らしや知恵、東日本大震災の記憶を分かち合い、地域の未来や私たちの社会について共に学び、考え、そして具体的な行動へと繋いでいきます。

◆先端の研究に取り組み、防災・災害の専門的な研修機会を創ります。
陸前高田市の経験と教訓をこれからの国内外の防災、災害対応、まちづくり等に生かす先端の研究に取り組むとともに、研修機会を提供します。

◆市民の皆さんが心豊かに人生を楽しむための学びの機会を創ります。
学生そして大学のネットワークを活かして、市民の皆さんが、知りたい、深めたいテーマの講座やプログラムを提供します。

Ⅰ.まちの未来

  1. 立教サービスラーニング(「RSL-ローカル(陸前高田)」)◎
  2. 「陸前高田プロジェクト」(スタンフォード大×立教大)◎
  3. 哲学カフェ★
  4. キャリア教育プログラム

Ⅱ.防災・災害対応

  1. 陸前高田防災大学
  2. ことばを残す(映像プロジェクト)

Ⅲ.文化・暮らし

  1. 陸前高田コミュニティ大学講座(年6回程度)★

Ⅳ.交流

  1. 地域文化学修プログラム★
  2. 陸前高田スタディ・ツアー◎
  3. 立教野球教室◎
  4. 立教バレーボール教室 ◎
  5. 陸前高田交流プログラム (コミュニティ福祉学部)◎
  6. オーラル・ヒストリープロジェクト(社会学部)◎
  7. 立教学院職員研修プログラム◎
◎印:既に実施中のプログラム。 ★印:陸前高田グローバルキャンパスのプログラムとして市、岩手大と協働して実施。名称は仮称。

岩手県陸前高田市での活動

岩手県陸前高田市と立教大学は、2003年より矢作(やはぎ)町生出(おいで)地区で開始した夏季の正課外教育プログラム・林業体験を契機として、友好関係を深めてきました。東日本大震災の復興活動において、陸前高田市を「重点支援地域」に指定して、災害ボランティアをはじめとした復興支援活動を実施しています。2012年には多様な分野で包括的に連携・協力する協定を締結しました。

交流行事の企画・参加
仮設住宅での盆踊り大会、バレーボール教室、野球教室などの交流行事の企画・参加を行っています。

ボランティア活動
子ども支援ボランティア活動、経営学部専門科目における英語・国際交流ボランティア活動、炭の家における介助ボランティアなど、正課・正課外の両面でボランティア活動を行っています。

Rのことば
「Rのことば」は、陸前高田市の日常や今後の復興への思い、そして将来の夢を、陸前高田市の人々や立教関係者が語り、その模様を映像化して、語り継ぎ発信していくためのプロジェクトです。映像は、佐藤一彦教授(現代心理学部映像身体学科)が監修、同学科の学生たちも制作に携わりました。
「Rのことば」の動画を見る
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Vol.1 戸羽太氏(陸前高田市長)

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Vol.2 村上知幸氏(陸前高田市秘書係長、高田野球スポーツ少年団監督)

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Vol.3 河野和義氏(八木澤商店会長)

学内での活動

交流スペース
さまざまな復興支援活動に取り組んでいる立教大学の学生・教職員の団体が、情報共有や交流を深めるための空間が池袋キャンパスに用意されています。

イベント
さまざまなイベントを開催しています。
(一例)
・東京芸術劇場にて「『つながる。陸前高田と立教大学』交流展~3.11東日本大震災を忘れないために~
・公開講演会「震災と交流空間~気仙沼市唐桑町『カエル塾』が育んできたもの」

新入生・在学生への経済支援
被災地出身の入学者、在学生への経済支援を行いました。現在は入学者への「入学金相当額の返還」および「入学年次の学費減免」を行っています(2017年度入試)。

義援金の募集
東日本大震災で被災された方々を支援することを目的に義援金の募集を行いました(現在は募集終了)。多くの方々から寄せられた義援金16,568,169円を、日本赤十字社に送金しました。

復興支援活動指針

東日本大震災に伴う立教大学の復興支援活動指針
3月11日(金)に発生した東日本大震災は、日本全体に未曾有の社会的・経済的打撃を与えました。これまで本学は、「まずできることから始めよう」と考え、募金活動を通じた被災地の支援活動に取り組んできました。しかし、大震災の発生から1カ月を経て、被災地では、復興に向けた各種支援への期待がますます高まっています。

そこで、本学では、下記の通り「東日本大震災に伴う立教大学の復興支援活動指針」を策定し、全学的な連携・協力の下、被災地の復興支援をさらに進めていくことになりました。今後、本学が展開する被災地への支援は、この指針に基づいて組織的・継続的に行われます。本学では「共に生きる」ことを大切にしてきています。今こそ、この気持ちを被災者の方々のために、共に復興の道を歩むことで届けたいと考えます。

なお、本指針では、教職員・学生による、震災地支援のための自発的な取り組み(狭義のボランティア)については触れていませんが、これを妨げるものではありません。

Ⅰ 活動指針

  • 大学としての活動方針は、(1)復興支援活動全体の統括(下記のⅡ)、(2)大学主体としての復興支援活動(下記のⅢ)、(3)各部局等による復興支援活動(下記のⅣ)、の3領域をカバーします(活動体系)。
  • 息の長い復興支援活動を展開します(活動時期)。
  • 被災地での復興支援活動だけではなく、復興支援活動の企画立案や関東圏域での支援活動も視野に入れた活動を展開します(活動地域)。
  • 教育、研究、及び社会貢献活動という大学業務のあらゆる分野において、復興支援活動を展開します(活動分野)。
  • 復興支援活動にあたっては、教職員学生への事前研修事後のフォローやリスク管理を徹底するとともに、被災地域の人々のニーズに十分配慮します(活動倫理)。

Ⅱ 復興支援活動全体の統括

  • 本学に「立教大学東日本大震災復興支援本部」を設置します。同本部事務局は、本学ボランティアセンターに置きます。
  • 同本部は、東日本大震災に係る本学の復興支援活動全体を統括し、活動にあたる各部局との連絡調整を行います。
  • 同本部は、本学の復興支援活動全体についての情報発信を行います。

Ⅲ 大学主体の復興支援活動

  • 教育分野では、学内の教育活動奨励金制度等を通じて、ボランティアの単位化、サービスラーニング的展開の可能性の検討を行います。
  • 研究分野では、学内の競争的研究助成金制度等を通じて、復興支援の在り方等に関する調査研究を行います。
  • 社会連携分野では、ボランティアセンターを中心に教職員学生向けの災害救援系講座を開講し、被災地における復興支援活動の事前研修を行います。

Ⅳ 本学各部局による復興支援活動

  • 本学は各部局による復興支援活動を幅広く支援します。
  • 本学が支援認定した復興支援活動には、教職員学生の参加を促します。
  • 本学が支援認定した復興支援活動には、必要に応じて財政支援を行うとともに、年度ごとの活動計画書と活動報告書等の提出公開を義務づけ、復興支援活動の透明化を図ります。
2011.04.22 立教大学

お問い合わせ

東日本大震災復興支援本部事務局

池袋キャンパス5号館1階(総長室社会連携教育課内)
電話: 03-3985-3976