新体操 全日本インカレ優勝!

社会学部メディア社会学科1年次 桑村 美里

2016/01/07

アスリート&スポーツ

OVERVIEW

2015年8月25日(火)〜27日(木)新潟県上越市で開催された第67回全日本学生新体操選手権大会(主催:全日本学生体操連盟)にて、体育会器械体操部の桑村美里さん(社会学部メディア社会学科1年次)が女子個人総合、個人種目別クラブで優勝し、見事二冠を達成しました。

全日本インカレ「女子個人総合」「個人種目別・クラブ」で優勝

8月に開催された第67回全日本学生新体操選手権大会(全日本インカレ)において、「女子個人総合」と「個人種目別・クラブ」で優勝することができました。

私は、全日本インカレでの個人総合優勝という目標に向かい、毎日練習してきました。明確な目標を立て、その目標を達成するために努力することは、日々の練習の中で自分自身のモチベーションを保つ支えとなりました。しかし一方でそれは、プレッシャーにつながっていたことも間違いありません。個人総合は2日にわたって競技が行われますが、1日目はミスが響いて2位で終わりました。2日目は不安と緊張とで押しつぶされそうになりましたが、これまでやってきたことを思い出し、今できることを一つ一つやりきるように努めました。ですので、優勝が決まった瞬間はとてもうれしく、そしてほっとしました。

うまくいかないときこそ、前向きになることが大切

全日本インカレでのリボンの演技

全日本インカレに向け、練習では、どんなときも前向きでいること、どんなときも自分で決めた目標から目を背けず、日々前進することを心掛けていました。うまくいかなくてイライラすることも、悔しい思いをすることもありましたが、「そんなときこそ前を向き、模索しながらも新たな発見をしていくことが大切」と、コーチにも教えられました。それは簡単なことではありませんが、まったくその通りで、うまくいかないときこそ、前向きになることが大切だと実感しています。また、本番という舞台を楽しむことも大切にしていて、練習中も本番をイメージすることで、今やるべきことが明確になり、目標を見失わない支えにもなりました。目標はときにプレッシャーにもなり、大会ではとても緊張しましたが、これまでやってきた自分を信じて演技することができました。まだまだ、反省点も課題もありますが、目標を達成できたことは、自信につながりました。

新体操と学業を両立させている先輩がいる立教大学へ入学

優勝杯を手に、お世話になっているコーチと

新体操は小学4年生から始め、地元のクラブチームで、信頼するコーチのもと練習を続けています。大学進学にあたっては、新体操だけでなく勉強にも力を入れたいと思い、新体操と学業を両立させている先輩がいる立教を志望しました。中学高校と、これまで部に所属したことがなかったのですが、立教への入学を機に体育会の器械体操部にも入部しました。体育会や部の一員としての活動は初めてのことが多く新鮮で、楽しんでいます。平日は授業後に3~4時間、休日はほぼ一日中練習をしています。レポートなどの課題があるときやテスト前の時期はきついと思うこともありますが、大学やクラブの友人たちに助けてもらったり、授業の空き時間に図書館を利用したり、工夫をして両立できるようにがんばっています。新体操と勉強、そして学生生活を有意義に楽しむこともささやかな目標です。

将来は、スポーツに関わる仕事に就きたいと考えています。メディア社会学科で情報発信について学び、新体操のようなまだまだマイナーなスポーツの認知度を上げることに貢献できればと思います。そして、5年後の東京オリンピック・パラリンピックになんらかの形で携われたら幸せです。

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