英米文学専攻文学研究科

OBJECTIVE.

英米文学の広範囲な領域を網羅した授業を展開

英米の詩、戯曲、小説、英語史・中世英語英文学、その他英語圏の文学など、広範な領域の授業科目を開設。
他の英米文学専攻の大学院との交流や単位互換制度を通して、高度な専門家と幅広い教養人を養成します。
また英米文学・英語学関係の図書が豊富に揃い、研究環境が充実しています。

専攻のポイント

  • 学生の研究発表を中心にした授業

    大学院生と教員が全て参加する「英米文学研究方法論2」の授業は、大学院生の研究発表を中心に運営され、相互啓発を通じた研究の深化と多様化が図られています。

  • きめ細やかな個別指導を実施

    各大学院生の希望を取り入れた複数教員による個別指導体制をとっています。また、毎年提出される修士論文の中から優秀な論文に、TN賞(5万円)が授与されます。

  • 修了後は留学や英語を生かした道へ

    力をつけて修了した大学院生たちは、さらに海外へ留学したり、研究教育機関へ就職します。英語を生かす専門職も進路のひとつです。

英米文学専攻専任教員/研究テーマ

  • 藤巻 明 教授(2017年度春学期 研究休暇予定)

    主要研究テーマ:イギリス文学(ロマン主義)

    教員紹介

    イギリス文学の中でも特に、ロマン主義の時代を研究テーマとする。詩を中心として、その前後の時代も含めた包括的な文学研究をめざしている。これまで特に、ロマン主義詩人・批評家サミュエル・テイラー・コールリッジ、散文家トマス・ド・クインシーの研究と紹介に焦点を合わせてきた。ロマン主義文学を複雑な形で継承したヴィクトリア朝の詩と散文にも強い関心を寄せている。

  • 後藤 和彦 教授

    主要研究テーマ:アメリカ南部文学

    教員紹介

    アメリカ南部の文学を研究テーマとする。アメリカにあって独特の風土を育んできた南部が、そこに生まれた作家たちの想像力にどういう影響を与えているのかを考察する作業を中心としている。現在は、南北戦争敗退後の南部文化再生のプロセスとその後訪れた文芸の開花を、日本における近代および第2次大戦後の状況との比較という観点から考えることに関心がある。

  • 蒲池 美鶴 教授(2017年3月 退職予定)

    主要研究テーマ:エリザベス朝演劇

    教員紹介

    シェイクスピアを中心としたエリザベス朝演劇を主な研究対象とする。特に、ルネサンス期における文学と美術・科学・哲学とのかかわりに興味をもち、アナモルフォーズ(歪像画法)の概念を文学批評に応用する方法を探っている。また、16~17世紀の東西文化交流史にも関心をもつ。

  • 菊池 清明 教授

    主要研究テーマ:中世英語英文学、英語史

    教員紹介

    中世英語英文学と英語史を研究対象とする。古英語期から中英語期にかけての修辞法、言語変化、思潮変遷を色濃く反映する一連の問答詩や中世ロマンス、そしてガウェイン詩人とチョーサーの作品を主に取り扱う。また、現代作家の文体論、言語表現を通した英米文化論、さらにはフィロロジスト・ファンタジー作家としてのJ.R.R.トールキンやC.S.ルイスの文学作品にも興味をもつ。

  • 新田 啓子 教授

    主要研究テーマ:アメリカ文学

    教員紹介

    南北戦争後から現代までのアメリカ文学(主に小説)、ならびに批判人種論やフェミニズム・ジェンダー理論を中心とした文化理論を、歴史的に研究している。具体的主題としては、黒人の自己表現とモダニズム文学における人種表象との関係や、近現代の女性作家による性的自己表現が挙げられる。同時に、性と人種の関わる現象を、大衆文化(特にラップ・ミュージックと武術映画)の作品中に分析する作業も進めている。

  • 澤入 要仁 教授

    主要研究テーマ:アメリカ詩

    教員紹介

    アメリカ詩、とくにかつては広範な読者をもちながら、現代の文学史では声高に論じられない詩人たちを掬いあげてきた。加えて広くアメリカ大衆文化にも関心がある。かつて詩は、単なる文学の一形式ではなく、文化の中心に位置して、周囲の音楽や美術と密に結びついていたからだ。詩と文化いずれの場合も、日常生活に深く浸透していたため、研究者たちが知的好奇心を向けることの少なかった事象に光を当てようと試みている。

  • YATES, M.D.H. 准教授

    主要研究テーマ:現代アメリカ文学

    教員紹介

    ポストモダンを中心とした、第二次世界大戦後の現代アメリカ文学ならびに批評理論を研究している。近年では特に、Ishmael Reedを中心としたアフリカ系アメリカ小説、Robert Coover, DonaldBarthelmeを中心としたポストモダン小説を研究の主題に据えてきた。理論においては、アイロニー詩学を主軸とした物語学に関心をもち、現在は特にポストモダンのパロディと、現代アメリカ文学におけるパロディ・ナラティヴの分析に取り組んでいる。

  • 舌津 智之 教授

    主要研究テーマ:アメリカ文学(小説・演劇・詩)

    教員紹介

    モダニズムの時代を中心に、19世紀半ばから20世紀半ばまでのアメリカ文学(小説・演劇・詩)を研究している。主題的には、抒情とジェンダー、セクシュアリティの諸相に注目しつつ、ハーマン・メルヴィル、ウィラ・キャザー、テネシー・ウィリアムズ、ハーレム・ルネッサンスの詩人や作家等をこれまで研究対象に取り上げてきた。加えて、日米の大衆音楽文化についても、抒情文学とのかかわりにおいて興味をもっている。