経営学専攻経営学研究科/池袋キャンパス

OBJECTIVE.

グローバル時代に向けたリーダーシップ開発の専門知識とスキルを身につける

豊かな経営学知識に基づきながら、「次世代のリーダーシップ開発(人材開発・組織開発)」を企業・組織で推進することのできる高度専門人材を育成します。

専攻のポイント

  • 博士課程前期課程

    博士課程前期課程では、リーダーシップ開発に特化した教育を行います。具体的には、企業を含む様々な組織においてリーダーシップ開発を行うことができる高度職業人を養成します。そのためには、経営学や人材開発、組織開発、リーダーシップ開発に関する基礎知識を身につける必要があります。また、単に知識を身につけるだけでなく、リーダーシップ開発のための調査・分析を行い、開発プログラムを企画・実施する実践的なスキルも必要となります。本課程では、知識および実践的なスキルを身につけるための最新のプログラムを提供します。

  • 博士課程後期課程

    博士課程後期課程では、一人の大学院生に正副2人の指導教授がついて個別指導を行います。この教育制度によって、最先端の専門知識と幅広い経営知識をもった優秀な研究者として独り立ちできる人材を育成します。

Pick
up

「人づくり・組織づくり」の大学院教育プログラム

リーダーシップ開発コース(博士課程前期課程)の最大の特徴は、2年間の大学院教育が「プロジェクトに始まり、プロジェクトに終わること」です。入学した大学院生は入学後、すぐに同級生と異種混交のチームを組み、チームでプロジェクト型の課題解決を行うことが求められます。このような課題解決のなかでは、チーム内で、様々なコンフリクトがおき、リーダーシップ課題が浮かび上がります。
また、リーダーシップ開発コースの2年間のあいだには、多くの必修授業で確実に基礎的知識・スキルを学んでいきます。
そして2年間の集大成になるのは、全学生が個別に取り組むリーダーシップ・ファイナル・プロジェクト(LFP)です。リーダーシップ開発・組織開発・人材開発にまつわるプロジェクトを自ら企画し、自ら成し遂げ、その成果をまとめあげることを通して、実践的な課題解決力を学びます。

社会人にも受講しやすい週末(金夜・土)にオンラインでの開講

科目は、原則として、金曜日の夜および土曜日にオンラインで開講されます。その他に、集中講義なども提供されますし、今後はハイフレックス型授業も順次増やしていく予定です。必要に応じて対面の場は設定しますが、受講生が望めば、全てオンラインで受講することができるようにカリキュラム設計されています。このように、社会人であっても、無理なく受講し修士学位が取得できるプログラムになっています。このため、職場でのリーダーシップ開発の実践と往還しながら学んでいくことが可能となります。

経営学専攻専任教員/研究テーマ *印の教員は、研究指導は担当しません。

  • 有馬 賢治 教授

    主要研究テーマ:マーケティング、消費者の諸活動、顧客満足

    教員紹介

    マーケティングの管理・戦略に関する理論研究を中心課題としている。既存の研究潮流に見られる物財中心の理論枠組みに対して、サービス財の特性を加味した管理方法や戦略の立案方法の論理的フレームワークの構築をめざしている。また、顧客満足の具体的な実施方法としての満足保証政策や顧客管理の理念に配慮したマーケティングコンセプトなどについても講義等では取り上げていく。

  • 千野 厚 准教授

    主要研究テーマ:ファイナンス、金融論

    教員紹介

    ファイナンス・金融論の分野において、企業レベルの財務・株価データを用いた実証研究を行っている。特に最近は、企業で働く従業員の特性や日本における労働市場の法規制が、企業の財務政策や企業の株価収益率に与えている因果的影響の推定を中心に研究している。これらの研究を通じて最終的には、比較的労働者保護の程度が強い日本の労働法制が、日本の労働者の生産性、日本企業の成長性および企業価値、更には日本経済の成長率に与えている因果的影響を解明することを目指している。

  • 石川 淳 教授

    主要研究テーマ:組織行動論、人材マネジメント論、リーダーシップ論

    教員紹介

    組織における人間の心理・行動に焦点を当て、人にも組織にも幸せをもたらすマネジメントを明らかにしようとしている。とりわけ、リーダーシップに焦点を当て、働き手にやりがいをもたらし、なおかつ、組織の成果にもつながるリーダーシップを明らかにしようとしている。特に、多様性が高いメンバーの中で、創造的な成果につながるリーダーシップに関心を持っている。また、特別な権限や才能がなくても、誰もが発揮できるリーダーシップをどのように育成するかも大きな関心事である。

  • 中原 淳 教授

    主要研究テーマ:人材開発論、組織開発論

    教員紹介

    「人材開発研究」と「組織開発研究」の研究をおこなっている。人材開発とは「組織が目標を達成できるように、ひとの学習に働きかけて、成果創出に貢献すること」をいう。具体的には、新人育成、管理職育成、リーダーシップ開発などがある。
    一方、組織開発とは「組織の目標達成のために、組織のメンバーの関係性・役割・コミュニケーションなどのあり方を変化させる意図的な働きかけをいう。組織調査を現場の管理職・現場メンバーにフィードバックし、それにまつわる対話を促すなどのことがおこなわれる。
    近年は、人材開発と組織開発の体系化・統合化、管理職のアンコンシャスバイアスを測定するツールの開発・評価研究、女性リーダーの育成に関する研究、異動に関する大規模調査研究に取り組んでいる。

  • 佐々木 宏 教授

    主要研究テーマ:経営情報論、デジタル・トランスフォーメーション、マーケティング・リサーチ

    教員紹介

    社会科学(経営学・経済学など)をベースにして、ITイノベーション、デジタル・トランスフォーメーション、データドリブン経営などをテーマに、事業戦略、意思決定、マネジメント、業務(オペレーション)への適用やシステムのあり方、ハイテク技術者の国際比較などの研究を行っている。

  • 田中 聡 准教授

    主要研究テーマ:人的資源管理論・人材マネジメント論

    教員紹介

    企業組織における人やチームおよび事業の成長に資する人材マネジメントのあり方について実践的な研究に取り組んでいる。現在取り組んでいる主な研究テーマは、経営人材の育成、新規事業を生み出す人と組織の開発、ミドルマネジャーの育成、人事パーソンの学びとキャリア、チームワークの開発、若手社員の組織適応と早期戦力化、ミドル・シニアの活躍促進などである。2018年より、BLPデータアナリティクスラボにて、大学初年次教育におけるリーダーシップ開発の効果性に関する研究プロジェクトに取り組んでいる。

  • 舘野 泰一 准教授

    主要研究テーマ:リーダーシップ教育論、人材開発論

    教員紹介

    人材開発に関するテーマの中でも、若年層の育成を対象にした研究をしている。具体的には、若手社員の育成に関する研究や、入社前教育として教育機関でどのような経験をすることが重要なのかについて研究している。その中でも特にリーダーシップ教育の実践・効果検証に関する研究を主に行っている。

  • 山口 和範 教授

    主要研究テーマ:統計ソフトウェア、頑健な統計的推測

    教員紹介

    データ分析のための統計解析手法の開発や評価を主な研究テーマとしている。また、最近の統計解析には統計ソフトウェアが必須となっているが、統計ソフトウェアの比較研究や統計計算アルゴリズムの研究も行っている。

  • 廣川 佳子 特任准教授 *

    主要研究テーマ:組織文化、組織行動

    教員紹介

    産業・組織心理学を専門分野として、経営理念の浸透に関する研究を行っている。主に、組織の価値観が浸透するプロセスや組織成員の心理や行動に及ぼす影響に着目している。その他、集団の創造性を高める特性や成員のチーム・コミュニケーションスキル、2021年からは安全意識や安全文化の醸成をテーマとした研究に取り組んでいる。

  • 藤澤 広美 助教 *

    主要研究テーマ:人材マネジメント・人材育成、キャリア教育

    教員紹介

    人材マネジメントを中心に、それぞれの環境下における適切なマネジメントの探求を行ってきた。具体的には、若年層従業員のコミットメントといった心理的側面に焦点をあて、組織活性化を研究テーマとしてきた。キャリア教育研究では、大学生を対象にキャリア探索を促すメカニズムの解明に取り組んでいる。また、2019年からはチーム・クリエイティビティを高めるコミュニケーションや集団特性の研究にも取り組んでいる。

  • 細田 雅洋 助教 *

    主要研究テーマ:CSR・サステナビリティとマネジメント・コントロール・システム

    教員紹介

    管理会計を専門とし,企業の社会的責任(CSR)を遂行するためのマネジメント・コントロール・システムに関わる研究に一貫して取り組んでいる。このテーマに関して,日本の大企業と中小企業を対象とした質的研究に取り組んできた。現在は,サステナビリティの個別課題とマネジメント・コントロール・システムに関わる研究を進めている。この他,統合報告とマネジメント・コントロール・システムとの関係に関わる研究を展開している。

  • 村嶋 美穂 助教 *

    主要研究テーマ:企業と社会、CSR

    教員紹介

    社会における企業の役割・影響や企業と社会の相互関係を明らかにすることを主な研究対象としている。具体的には、企業の社会的活動が投資家行動や消費者行動に与えるインパクト(企業側のベネフィット)や地域社会に与えるインパクト(社会側のベネフィット)を実証分析により解明している。

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