2016/05/11 (WED)

経営学部の加藤佑典さんが「第1回仙台市長杯津軽三味線みちのく全国大会」、「第28回津軽三味線全日本金木大会」で優勝

キーワード:学生の活躍

OBJECTIVE.

経営学部経営学科4年次の加藤佑典さんが、4月10日(日)に仙台市で開催された「第1回仙台市長杯津軽三味線みちのく全国大会」(主催:NPO法人青森民謡協会)に出場し、個人最高位部門(Aクラス)で優勝を果たしました。

また、加藤さんは5月5日(火)青森県五所川原市で開催された「第28回 津軽三味線全日本金木大会」個人一般A級にも出場し、最高位である仁太坊賞を受賞しました。津軽三味線の本場、青森県での個人最高位優勝は初めてとなります。

「第1回仙台市長杯津軽三味線みちのく全国大会」は、東日本大震災復興を祈念して、本年度より創設されました。競技は年齢や経験年数に応じた7つの部門に分かれて、昨年末実施された予選を通過した約100名の津軽三味線奏者が出場。このうちAクラスの部は、昨年末の予選を通過したプロ・アマ合わせて19名と当日の各部門優勝者6名を加えた総勢25名が、撥(ばち)さばきを競いました。

「第28回 津軽三味線全日本金木大会」は津軽三味線発祥の地として知られる青森県五所川原市金木町(ごしょがわらしかなぎまち)で毎年開催される伝統あるコンクールで、国内で最も権威と格式のあるコンクールの一つとして知られています。

今年のコンクールには、北海道から九州まで、個人部門164人、団体部門18チームが出場し、日本一を目指しました。このうち個人部門は、技術や経験年数に応じた6つの部門に分かれて行われ、最高位部門である個人一般A級には全国からプロとアマを合わせた24名がエントリーしました。

コメント

COMMENT

経営学部経営学科4年次
加藤佑典さん

▼「第1回仙台市長杯津軽三味線みちのく全国大会」を終えて
本年度最初のコンクールでこのような素晴らしい賞を獲得することができ、本当にうれしく思います。特に、津軽三味線の本場である東北地方で開催されるコンクールにおいて、私の三味線を評価していただいたことに大きな喜びを感じています。宮城県は亡き祖母の故郷でもあり、きっと祖母が天国から応援してくれたのだと思います。5月には青森県でもコンクールがありますので、聴いてくださる方の心に響く演奏を目指してさらに精進したいと思います。

▼「第28回 津軽三味線全日本金木大会」を終えて
津軽三味線発祥の地である金木町の全国コンクールで念願の初優勝を果たし、津軽三味線奏者にとって最高の栄誉とされる「仁太坊賞」を獲得することができました。津軽三味線を始めて10年以上が経ちますが、このような素晴らしい賞をいただき、これまでお世話になった方々に感謝の気持ちでいっぱいです。何よりも、愛知で生まれ、愛知で育った私が弾く津軽三味線を、津軽の皆さんが認めてくださったことを本当にうれしく思っています。

これからも、この賞に恥じぬよう、心を込めて演奏することを忘れずに、一つ一つ積み重ねていきたいと思っています。本当にありがとうございました。

お使いのブラウザ「Internet Explorer」は閲覧推奨環境ではありません。
ウェブサイトが正しく表示されない、動作しない等の現象が起こる場合がありますのであらかじめご了承ください。
ChromeまたはEdgeブラウザのご利用をおすすめいたします。